蔵王いこいの里

chemical reaction in apple orchard

7月15日(金)のこと。1か月前のネタばかりでスミマセン。

いこいの里が毎度お世話になっている『果樹園・白雲』のリンゴ園地で、寮生と英国大学生共々摘果作業を行ってきた日。



既に何度かお伝えしている通り、いこいの里とその寮生達にふか~い理解と協力と興味関心を抱いてくれているココの園主さん。ただ寮生達を摘果作業の人足として見るのではなく、彼らを曇りのない正確な眼力で観察し、それぞれに何が足りないのか、今後自立に向けてどんな心掛けや思考の変革が必要なのかを、この園主さんなりの経験と洞察力から解析し、私への報告だけでなく時に直接寮生達にカウンセリング?もしてくれます。

解析の際に辿るルートや表現は違えども、その結論やベストと思しき善後策はいつもほぼ私と合致するので、私としては話も意思の疎通も早く非常に助かっているありがたい存在です。

彼と私の共通点、脳ミソの出来も学歴もキャリアも雲泥の差ですけど、恐らく『現実的な思考と対応』や『論理と感性のバランス』という点で非常に近い臭いを感じます。

決してキレイごとや無意味な同情は口にしませんし、共感すべき価値のない話には表面上でも共感したフリなど絶対にしません。受容ありきの巷に流行るカウンセリングとは全く違う、あくまで彼らの成長を見据えた現実的視点と対応に終始します。病的レベルの領域はともかく、それ以前でもあまりに不毛で軽薄な妄想めいた逃避的思考や、自己の現状を正確に認識できない幼稚で甘い考えを持っている者には、遠慮なくズバズバと指摘してくれます。時に私がナカナカ言いにくい事も指摘してくれます。
かと言って何もかも現実を突き付けてばかりという訳でもありません。それぞれが抱え苦悩する部分にも真摯に耳を傾け、一つ一つ解きほぐすように諭してくれることもあります。単なる逃避や甘えが原因でなく、そうする必要があると思える者にはそういう対応をしてくれます。本人達だけでなく、その背景にある家族との関係に視点を置く事も心得ています。

ん~、やっぱり観察力と感性ですかね~、この辺を汲み取り正確にキャッチできる要因は・・・。もちろん経験も非常に重要。

まぁそんなこんなで常日頃から寮生達の事をつぶさに観察している変人園主さんですが、この日ばかりは少々主役が英国大学生達にシフトしてしまったかもしれませんね~。特に通訳で来ていた日本人大学生なんかは、園主さんにとっては過去の自分を見ている様に感じるだろうと思い、数日前から私は両者にその旨楽しみにね!!と伝えていたんですが、終了後には案の定そのまんまの感想が返ってきました!
ズバリ的中でしたよ。
園主さんはアメリカに4年間留学し、その後外資系航空会社で仕事していたような人ですから、夢と希望に満ち溢れた若者達とエイゴで話せるなんて楽しくてしょうがない事なのでしょう。

とは言え、最後の写真見ればわかる様に、寮生達も大学生達も皆充実した楽しい一日を過ごせたのではないでしょうか。

こういう経験を繰り返し経て、時にこんな(変)人に会って薫陶を受ける事で、
仕事をする意味
努力をする意味
人が生きる意味
そんな哲学的な思考が寮生達に少しでも浸透すればイイですね~。

彼の話を心底理解し感銘を受けられる様なら、まずもう里にいる必要もない状態だと思うので、ナカナカそう簡単な話ではないんですけどね。 

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