蔵王いこいの里

\ 身内だけで悩まず、まず相談を /

講演のご案内

ご無沙汰です、あまりにもご無沙汰です。

7月中旬以来、4ヶ月以上の空白、もう更新はされないんだな・・・と思った方も多い事でしょう。
辞めるつもりは更々無かったのですが、やっぱりしばらく時間が空くと再開の切っ掛けが掴みにくいんですね。毎度書きますけどアレです、不登校や出社拒否から元のサイクルに戻そうとしても、時間が経てば経つほど心理的抵抗が大きくなるアレと同じようなものです。結局はどこかで思い切って踏ん切りをつける以外に手段はないんですけどね。
本当はお伝えしたい出来事が毎日山の様にある訳で、特にこの7月~10月なんていうのは色々と行事やニュースが目白押しの時期でしたからね~、まぁもったいなかったです。暇があれば思い出しながらUPするかも知れません。

で、今日は直前になってしまいましたが、明日上山市で開催される「青少年育成市民大会」において、ウチの「施設長」と言いますか、私の母でありいこいの里の創業者である岩川久子が講演します。

2時間近くも時間をもらっているようですので、かなり突っ込んだ内容まで踏み込んだ話をするのではないかと思います。(それでも本人は時間が足りないと言うでしょうが・・・。)

私と違い情緒豊かに細かい実例も交えながら話すのがうまい人ですが、いつも四方八方に話題が飛びまくって広げるだけ広げて収拾がつかなくなる傾向がありますので、聞いている方は内容を整理するのに一苦労しますが、いこいの里が如何に本気で若者達と向き合い、また日々どれほどの時間と労力と心血を注いで身を削る思いをしながらガチンコで対峙しながら結果を残しているのかが少しは感じ取れると思います。そして今の若者の心の育ちの悪さや遅さ、何が若者達をそうさせてしまっているのか、よく分かると思います。

31年前、いこいの里を立ち上げた際の、転校生の転入を拒否されて一悶着あった市役所窓口での出来事や、当時のPTA等大勢の地元保護者達から取り囲まれて批難轟々猛反発された事、近隣の地区会長から「あんたらの垂れ流した害毒、どう始末してくれるんだ!」とこの上ない憎しみの言葉で批判された事、そんな昔の話の数々は今さらもう出さないと思いますけどね、まぁそれだけ想像を絶する身を切るような苦悩の時を経てこその今のこの団体、施設の存在が成り立っている訳です。
今はそんな事言ってくる人は誰も居ませんけどね、恐らく。だいたい2年前には私が市のPTA連合会の会長をやっているくらいですから・・・。いつもいつも批判や反対ばかりしているのは、その現場の実態を知らない、若者達がどういう人たちなのか自分の眼で一度も見た事も話をした事もない人達だけ、古今東西変わらない真理です。当時もその転校生を受け入れてくれた地元小中学校の校長先生始め学校の先生方は、誰一人として批判などしていませんでしたから。現場や子供達の現実をいつも目の当たりにしているから、我々がやろうとしている事が如何に大切で崇高で、一度は挫折してしまったかもしれないその子の人生にとって、かけがえのない再挑戦の機会であるのかをよく分かっていたのです。「本当は学校が何とかしなければならない事なのに、岩川さん申し訳ないな~」当時の校長先生の言葉です。「教育者」を代表してかけてくれた言葉だと思います。まぁその後も学校の先生方には色々とご迷惑をお掛けし続けてきましたね、今現在も・・・。でも本当にどこの先生からも批判は頂きませんね~。本音では色々思いはあるのでしょうけど、いつも先生方は本気で全力で子供達と向き合ってくれます。本来親がやるべき事まで・・・。

半ば強制的に参加させられているお馴染みの役職しがらみの顔ぶれだけでは母も気持ちが乗らないでしょうから、近隣の方で興味ある方、子供に関して悩みや不安を抱えている方はぜひ足をお運びくださいませ。

耳の痛い話もあるでしょうが、間違いなく得るモノがありますよ。

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