蔵王いこいの里

\ 身内だけで悩まず、まず相談を /

11月の出来事その1 新米袋詰め

初夏からこれまで完全にサボっていたので、少しずつ取り戻します。
取り敢えず今日は11月の作業風景をいくつか・・・。
11月2日の作業です。乾燥してもらった新米を、籾摺りして玄米として30Kgの袋に詰める作業です。もう米作りの最終盤の工程ですね。


本来こんなにガチャガチャと人数は必要ないのですが、まぁ滅多に経験できることではないので基本全員参加。役割分担して取り掛かります。


こちらは「クズ米」の計量、鳥のエサやせんべいの原料になるそうです。
今年の様な天候不順の年は、このクズ米の量が相対的に増え、結果的に新米の収量が激減します。まさに今年はその典型、通常クズ米は新米の1割程度で済むのですが、今年は3割ほど出たかな・・・。完全な「冷害」です・・・。


クズ米の袋も基本的な結び方は新米袋と同じ。この結び方がナカナカ覚えられないんですね~コレがまた。
どうも自分の固定観念というか慣れた指の動きから脱却できないんですね~。拘りの強さ、臨機応変の適応力が足らない、まぁほぼこのどちらかです。正確に覚えられるのはいつもほんの数人、概ねあとでスタッフがやり直す羽目になります・・・。

だいたいこうして教えている時に、少しでも「覚えよう」というやる気のある者は、興味持って一緒に話を聞いたり自分の眼で見て覚えようとするものです。つまり、覚える気が無い=やる気がない、という訳で、結局こういう状態で仕事なんかできますか?という話になる訳です。


どの画像見てもほとんど同じ・・・。


こちらは外で籾殻を袋詰めする作業。大事な役割です。


やれる子はやれます。


人は頭か身体を使って働くしかない訳ですからね・・・。
身体を使うのも大事な仕事です。


繊細さというか、細かい所に気を回す必要があるケースもある訳で、そこも誰でもイイという訳にはいきません。


籾殻回収班、大概目を離すとこんな感じで案山子になります。。。。。


次々と車に積み込んで里の倉庫へ何度も運びます。


クズ米計量のコツも1時間くらいやってやっとつかんできたか???
間もなく終わっちまうよ。

とまぁこんな感じの袋詰め作業日でありました。

今年の収量はやはり昨年比で3割以上減。天候不順、自然の力には勝てないのが農業ですね。

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