蔵王いこいの里

\ 身内だけで悩まず、まず相談を /

11月の出来事その4 風除室囲い

15日の様子。
コレも毎年この時期恒例の作業です。
食堂外のテラスをビニールで囲ってしまい、テラス全体を風除室にしてしまうという、まぁ防寒対策の一環ですね。真冬の冷気、風雪が直接ドアや窓、そのガラスにあたるのと、こうして囲いを一段設けるのとでは、室内の温度にも雲泥の差がでます。食堂の暖を保つため、そして膨大にかかる暖房費を少しでも抑制する為、毎年欠かせない作業です。


幅3mの農業用ハウスに使うビニールロールを縦にして、外壁を作る様に張って行きます。
このロールが結構な重さなので、入り組んだ部分の作業はナカナカ手強いんですよ。


脚立や梯子をありったけ駆使します。


足場も単純な平地ではないので、頭を使わないと作業は進みません。


出来るだけシワや歪みなく美しく仕上げるのはナカナカ難しいんですよ。


ビニールを上から押さえる当て木です。コレをビニールの上から当て釘で固定していきます。
この当て木も念の為塗装しています。コレは乾燥中の当て木。


塗装用の刷毛。油性塗料なのでシンナーで洗ったりほぐしたり。。。
こういう作業も何度か経験しながら教えているんですけどね~。知識や技術として身に付くにまでにはホント時間と回数が想像以上に必要です。なので急いでいる時は結局こうしてスタッフがやってしまう。トンチンカンな事されて道具をパーにされる事もままあるし・・・。あまりよろしくない事なんですけどね、コレは。


塗ります。塗るくらいは問題ありません。
しかし塗料を扱うのに普段着にサンダル・・・、世の中ナメてます。


当て木を適性サイズに切る事も、本当は寮生達にやらせたいんですけどね~。
ソコソコ動ける寮生は大概上に昇るので、残っている寮生ではちょっと無理か・・・。


作業人と現場監督???(笑)


徐々に形が見えてきましたね。


面積の大き過ぎる部分はビニールがたるんだりバタついたりするのでこうします。


作業人と現場監督その2???(笑笑)


先日も書きましたが、実際の作業現場に出て一人一人の動きをしっかりと観察し見極めると、その人物が世の中で、社会で、集団の中で、周りの人達と協調しながら生きて行ける者かどうか、よ~くわかりますよ。
普段の行動、言動、常識、気配り、知識レベル、技術、体力、それらの習熟速度・・・・・、
出来る者と出来ない者の差は概ねそうした要素と比例します。

そしてこれらの要素が未熟な者は、大抵普段の生活もチャランポラン。
つまり日々の生活が常識的に成立できていない者は、仕事の知識も技術も身に付く訳ないのです。


だから、イキナリ「就労」じゃないんですよ。

まずは「毎日の生活」から立て直さなければなんです。
そして年齢相応の社会常識や我慢。
「人間関係が云々・・・」とのたまう者も多いですけどね、他人がどうこうの前に、まず「自分」をしっかり確立しろって話です。
そこが出来て初めて他者との関わり方に目を向けるべきでしょ。

仕事の知識や技術なんて、それらがしっかり身に付いていれば後からどうにでもなるんですよ。

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