また少々間が開いてしまいましたね、すみません。
今日は11月16日の様子をご案内。
8年ほど前からず~っと関わり続けてくださっている、山形県は朝日町の果樹園白雲、そこでのリンゴの収穫お手伝いです。この日の収穫品種は「ふじ」。
脚立も使い赤く実ったリンゴを一つ残らず収穫します。
収穫(もぎ取り)に専念する人
籠の受け渡しと運搬を担う人
大きさ等で分別する選果担当の人
園主さんから適性を見抜いてもらい、この様に割り当てられた役割を黙々とこなします。
脚立は結構危険も伴いますので、正直言うとあまり鈍臭い寮生は任せられないという事情もありますが、でもその他の持ち場も必要不可欠な役割。それぞれに出来る仕事で全体に貢献します。
必ずしも脚立が必要な訳でもありません。
全身をフルに使います。
ちょっとこの木は実がつき過ぎですね。春~夏の摘花(摘果)作業の手が回らなかったのでしょう。
重くて枝が折れそうです。。。
運搬担当も状況によってはもぎ取りをします。
時間を無駄にせず、自分がどのような動きをすればいかに効率よく短時間で全体の作業を終えられるか・・・、全体を俯瞰しそんな所まで考えて自分から率先して動けるようになれば、仕事をする上での「動き」の部分ではまず問題ないレベルです。まぁナカナカそこまでイケる寮生は滅多に現れませんけどね。
でもそうした動きを実体験を積みながら少しずつ教えられ覚え経験値として蓄積する事で、徐々に動き自体も変わり気働きも出来る様になり、何よりも本人の揺るぎない「自信」という大きな糧に繋がるんですね~。
選果場です。
大きさによって5種類ほどに分別します。
本当であれば園主的には、大きさだけでなく形や色付きなど、独特の感性を持ってしか理解できない分別の基準があって、それらも要求してくる場合もあるのですが、今年はリンゴの出来が心躍る程のレベルでもなかったのか、あまり細かいこだわりは無かったようです。
そ~っと優しく丁寧に扱わないと売り物にならなくなってしまいますからね。
こうしてこの果樹園体験は12月上旬まで週一で続くのでした。
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