大変ご無沙汰してます。
先日年が明けたばかりだと思っていたのですが、いつの間にか今日で1月も終わり。色々と忙しい時期になってしまいました。
さて取り急ぎ今日は表題の件について・・・。
まぁ殆どの方は実態を理解していると思いますが、今回の(も)警報は、あくまで山頂付近の極めて限られた範囲の話であり、この冬の時期に立ち入る人などまずいない場所に対する警報であります。行きたくても道路は冬期閉鎖で行けない場所なのです。
地図で見るとこんな感じ。
しかしこれではいこいの里が載っていない、左端の坊平高原の更に左に位置するのですが、わかり易い様に3年前の警報の際に使われたハザードマップを参照あれ!
立ち入り規制の範囲は今回も全く同じ、そしていこいの里は左端の赤矢印の位置。
規制範囲まで4キロ以上離れています。噴火想定域の中心からは6キロ離れています。全く問題ありませんから。
仮に噴火しても、噴火想定域は全て山の尾根の東側、つまり宮城県側なのです。
火砕流や泥流が発生したとしても、山形県側に流れてくる事はまずありません。
そして噴石が6キロ飛んでくるか???
先日の草津や4年前の御嶽山で、どれほどの距離まで噴石が飛んだのかよくお調べください。
火山噴火に因る噴石の飛距離は平均で2キロ程度、いくつかの例外を除いては最大で5キロ程度までと言われています。
羹に懲りて膾を吹くのはやめましょう。
この警報でいこいの里が危険だと判断するのは、富士山が噴火するから東京全土が危険だ、逃げろ!と言っているようなものです。
情報は正確に把握し、嘘大袈裟紛らわしいばかりの報道機関の情報を鵜呑みにして踊らされるのはいい加減やめましょう。
情報は受動的に得るものではなく、自ら能動的に正しいものを獲得しにいくものです。
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