青少年健全育成活動今年もやります! ざおう里山自然ふれあい教室2009 毎月1泊2日で年10回実施 ※2009年版のパンフレットをUP致しました 画面下よりダウンロードできます 当センターでは、約四半世紀に亘り青少年の自立支援活動を展開してきました。その活動は、既に不登校や引きこもり、ニート、非行などの状態に陥ってしまった若者に、再び学校や一般社会の集団の中に溶け込んで、自らの足でしっかりと歩み進むための『真の生きる力』を身につけてもらうための活動でした。もちろんこれは現在も進行形であり、今後も当センターの主活動であり続けます。 しかし、ニートや引きこもり青少年の問題は、今や『社会問題』としてはおろか、そうしたことが『問題』であることの認識すら薄れつつあるような、冷静に考えれば『異常』な世の中になってきている気がします。この広がり続ける社会問題は、受容と共感ばかりの中で成長し、適切なストレスを受けることなく年齢を重ねてきた若者が増えている事も、その大きな原因の一つではないでしょうか。 そして『普通』ではあり得ない状態の若者の増加が、世の中の人間の『普通』の感覚を更に狂わせ、本来まじめで勤勉であることが当たり前であったはずの日本人の心をジワジワと蝕んでいる気がします。人間の『慣れ』という感覚ほど怖いものはないように思います。 私たちは長年の経験から、不登校にせよ引きこもりにせよ、その期間が短く尚且つ年齢が若い人ほど、より早く自立や就労などの良い結果に結びついていることを把握しております。それは若い人ほど頭が柔軟で、様々な環境の変化にも対応できる力があるからだと思います。凝り固まった概念や偏った価値観を持っていたとしても、共同生活や多くの新しい人との出会いによって、十分にその思考パターンの軌道修正ができるからでしょう。 そうした事実を踏まえると、若い(幼い)うちから、家庭や学校などの限られた世界だけしか知らずに育つのではなく、子供会などの地域行事やスポーツ少年団などに入って、より積極的に外の世界へ出してたくさんの人たちとふれあい、より様々な体験と経験を積ませながら成長することが大切なのではないでしょうか。 しかもそれが都会の中ではなく、自然環境豊かな場所でのびのびと子供らしい『遊び』ができれば言うことなしです。それこそが、子どもたちが将来、不登校や引きこもりの状態に陥る事を未然に防ぐための最大の処方箋です。しかし、そうは言っても昨今の日本は地域社会も徐々に機能しなくなり、少子化や核家族化が更にその地域機能の崩壊に輪をかけています。この山形はまだまだそうした地域機能も生きている方でしょうが、それでも十年前、二十年前に比べると全く話になりません。 そこで当センターでは、この蔵王の恵まれた自然環境を大いに活用し、子どもたちの健全育成を目的とした活動をも実施しようと考えました。不登校や引きこもり、学校へ行っている、行っていないなど関係なく、とにかく自然の中でいろいろな体験をしてみたい、あるいはさせてあげたいと保護者の方が願うのであれば、誰でも参加OKです。今や不登校や引きこもりは、ほんの些細なきっかけでいつ誰に起こっても不思議ではないものです。しかし小さな子供のうちからよりたくさんの『経験値』を積み、人間としての『幅』や『懐の深さ』を養うことで、先々起こるかもしれないそうした危機に対しても、きっと柔軟に対処できる『芯の強さ』や『真の生きる力』をもった人間になれるものと確信を致しております。 お子様の健やかなる成長を願う保護者の皆様、この教室に参加されお子様をひと回りもふた回りも大きく成長させてみてはいかがでしょうか。保護者の方も、お子様とご一緒に楽しんでいただくこともできます。どうぞたくさんの方が参加されることを心待ちに致しております。 詳細案内及び申込書のダウンロード 表面 詳細案内及び申込書のダウンロード 裏面 |