蔵王いこいの里

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引きこもり向けシェアハウスってどんなところ?メリット、デメリットを徹底解説! 

「実家での引きこもり生活が限界。ストレスがたまる親元から離れ、自由に暮らしてみたい。でも、無理して働きたくないから、なるべく生活費は低く抑えたい。」

「自分と同じ引きこもりが集まるシェアハウスが気になるけど、どんなところ?なにかサポートは受けられる?入居するにはどうすればよいの?」こんなお悩みはありませんか?

自分らしい理想の暮らしを求め、ひきこもり向けシェアハウスの入居をご検討されている方も多いのではないでしょうか?この記事を読めば、ひきこもり向けシェアハウスの入居をご検討する上で必要な情報を得られます。

ひきこもり向けシェアハウスとは

シェアハウスは1つの住宅に複数の住人が共同で生活をする賃貸物件です。一般的に個人の部屋の他に、キッチンや、お風呂場、トイレ、洗濯機など共有のスペースと設備を有しています。現在は起業家や、シングルマザー、共通の趣味を持つ方など入居者を限定するコンセプト型のシェアハウスが増えてきています。

コンセプト型シェアハウスの一つである、ひきこもり向けシェアハウスは、ひきこもりや悩みを抱えた方の居場所づくりのために運営されているシェアハウスです。ひきこもり向けシェアハウスは、物件によりそれぞれ特色が異なるのですが、自分のペースでゆっくりと過ごすことができ、比較的安価な家賃で入居できるタイプと、社会復帰への支援が手厚いタイプなどの物件があります。

ひきこもり向けシェアハウスのメリットとデメリット


ひきこもり向けシェアハウスには、メリットとデメリットがあります。あなたが望むシェアハウス暮らしをするために把握しておきましょう。

ひきこもり向けシェアハウスのメリット

ひきこもり向けシェアハウスにはどういったメリットがあるのか、ご紹介いたします。

ひきこもりを理解してもらいながら自立を目指せる

ひきこもり向けのシェアハウスですので、あなたの状況を理解し受け入れてもらえる環境で生活できます。ひきこもりであることに罪悪感を抱く必要はなく、安心して自立を目指せます。家庭では居心地が悪かったという方でも、引きこもりシェアハウスであれば、同じ状況の仲間が集まっているので、安心して過ごせることでしょう。

同じ引きこもり同士で交流や社会性の訓練ができる

引きこもり状態が長引いていると、周りの方とコミュニケーションがとれないという方もいると思いますが、引きこもり向けシェアハウスなら、同じ引きこもり同士でコミュニケーションを取ることが出来ます。いきなり一般社会に入っていくことが怖いという方でも、ステップを踏みながら人との交流に慣れていくことが出来ます。

契約や手続きをサポートしてもらえる

引きこもり向けというコンセプトで運営しているシェアハウスでは、引きこもりの方に向けて様々なサポートを用意してくれています。契約手続きに関することだったり、仕事や生活に関することなど、相談出来る環境が整っているので、通常のシェアハウスと違って、生活の助けを受けながら暮らすことが出来ます。

引きこもり向けシェアハウスのデメリット

引きこもり向けシェアハウスには、引きこもりの方が集まるために起こるデメリットもあります。

住人同士の関係

引きこもりの方が集まっているという性質上、住人の方は精神疾患など複雑な事情を抱えている可能性があります。そのため、通常のシェアハウスに比べて、住人同士のトラブルが起こる可能性が懸念されます。心配な方は事前にどういった方が入居されているのか、またトラブルが起こった際にどういったサポートが受けられるのかなどを確認しておくといいでしょう。

公的な支援がない場合もある

ひきこもり向けシェアハウスは、民間で運営されている物件が多くあります。その場合、条件によっては家賃補助などの公的な支援があるグループホームと比べ、利用料金が高くなってしまう可能性があります。障害者手帳を持っていたり、貧困状態にある場合は、区などから補助を受けられる場合もありますので、家賃が心配という方は、何か支援が受けられないかを確認したり、入居する区の福祉課などに相談してみるといいでしょう。

立地が悪い場所に立っていることが多い

ひきこもり向けシェアハウスは、家賃などを安く設定するため、山奥など田舎の空き家を改装した物件が多くあります。そのため交通の便が悪く、日常の買い物や通勤、通院などに時間がかかる可能性があります。持病などがある方は、病院に通うことができるのかなど、周辺の環境を確認しておくといいでしょう。

ひきこもり向けシェアハウスの入居までの流れ

ひきこもり向けシェアハウスに興味があるけど、どうやって入居すればいいの?そんな方に向けて、一般的な引きこもり向けシェアハウスの入居までの流れを解説します。

引きこもりシェアハウス入居の流れ
①お問い合わせ
②シェアハウスの見学
③契約
④入居

①問い合わせ
気になるシェアハウスを見つけたら、まずはホームページなどから問い合わせを行いましょう。家賃や入居条件など、気になる項目をまとめて、質問するといいでしょう。

②見学
問い合わせをして、入居条件などが合致したら、一度見学をしてみることをお勧めします。もし体験入居などがある場合は、利用してみるといいでしょう。またその際はシェアハウスだけでなく近隣の環境も確認しておきましょう。

③契約
見学後、良さそうだなと思ったら契約手続きに進みます。契約については、一般の不動産の契約とは別に、サービスに関する契約が発生する可能性もあります。契約書はかならずしっかり確認するようにしましょう。

④入居
契約が終わったら、いよいよ入居となります。新しい生活を楽しんでください!

シェアハウスの契約までに確認することリスト

引きこもり向けシェアハウスを契約するにあたり、確認することをまとめました。シェアハウスへの入居を考える際の参考にしてみて下さい。

・シェアハウスに入居する目的
・入居にかかる費用
・シェアハウス・住人の雰囲気
・シェアハウスのルール・マナー
・受けられるサポート
・トラブル発生時の相談窓口

シェアハウスに入居する目的

引きこもり向けシェアハウスに入居する際は、シェアハウスに入居する目的を明確にしましょう。一人の時間を大切にしながら、少しだけ人との交流を持ちたいのか?それとも社会復帰をするための支援を積極的に受けたいのか?目的を持たずに入居すると、引きこもり向けというコンセプトを持ったシェアハウスに入居する意味がなくなってしまいます。

入居にかかる費用

費用面については、必ず確認しておきましょう。入居時にかかる初期費用や、家賃、その他光熱費などは通常のシェアハウスと変わりありませんが、特に引きこもりシェアハウスならではのサポートがある場合は、その費用についてもしっかり確認しておくことが大切です。

住人の構成

入居するにあたり、住人の構成は必ず確認しておきましょう。どのような年代の方が住んでいるのか、また男女比や住人の様子など、一緒に共同生活を送ることになるため、出来るだけ詳しく確認することをお勧めします。

シェアハウスのルール・マナー

共有スペースの掃除や、食事を作る際のルール・マナーなどを確認しましょう。掃除などは管理人がやってくれるという場合もあれば、住人達が当番制で行うという場合もあります。もし共同生活の中で守るのが難しいルールなどがある場合は管理人の方に相談してみるといいでしょう。

トラブル発生時の相談窓口

他人同士が暮らすシェアハウスでは、何かしらのトラブルが起こる可能性はあります。引きこもりの方同士が集まるシェアハウスということもあって、当事者同士では解決が難しい場合も出てくると思います。トラブルが起こった場合の相談先を確認しておきましょう。管理人以外にも相談できる場所を確保しておくと安心です。

ひきこもり向けおすすめのシェアハウス3選

ひきこもり向けシェアハウスは沢山ありますが、その中でもサポートが充実しているシェアハウスをまとめました。シェアハウス選びの参考にしてみて下さい。

ひきこもりハウス

福島県福島市にある「ひきこもりハウス」は、様々な悩みを抱えた方を支援したいと、大工であるオーナーが自ら古民家を改装しオープンしたシェアハウスです。「頑張らなくていい」をコンセプトに掲げられ、オーナーの思いに共感された方が集い共同生活を行っています。自分のペースでゆったりとした生活を望む方におすすめのシェアハウスです。シェアハウスの様子などの情報を、動画や、SNSで発信されているので、まずはチェックしてみてください。


ひきこもりハウスの公式サイトはこちら
https://hikikomorihouse.com/

いろり亭

特定非営利活動法人 いろりは、茨城県つくば市をはじめ県南部に複数のシェアハウス「いろり亭」を運営しています。「十人十色の人が自分らしく生きられる社会」をビジョンに掲げ、悩み相談やシェアハウスの運営を通して、生きづらさを抱えた方のための居場所づくりを行っています。いろり亭は駅から近く、買い物や仕事をする上でも便利な立地のシェアハウスが多くあるので、生活に便利な立地を求める方におすすめのシェアハウスです。入居後は、自由参加型のイベントや、仕事の紹介、悩み相談などの支援が受けられます。

いろり亭の公式サイトはこちら
https://irori-npo.com/

人おこしシェアハウス

岡山県美作市にある「人おこしシェアハウス」は、生きづらさを抱えた若者の自立を支援しているシェアハウスです。NPO法人山村エンタープライズが運営し、自由参加型の活動や就労体験などのプログラムが豊富にあります。入居後はカウンセリングや、就労支援、卒業後のサポートなど様々な自立に向けた支援が受けられます。地域の方々との交流も盛んなため、多くの人々との出会いが期待できます。ひきこもりから抜け出すため、積極的に支援を受けたい方におすすめのシェアハウスです。

人おこしシェアハウスの公式サイトはこちら
https://hito.sanson.asia/

まとめ

本記事では「ひきこもり向けシェアハウスってどんなところ?」「ひきこもり向けシェアハウスのメリットとデメリット」「ひきこもり向けシェアハウスの入居までの流れ」「シェアハウスの契約までに確認することリスト」「ひきこもり向けおすすめのシェアハウス3選」をご紹介しました。

ひきこもり向けシェアハウスの魅力は、あなたがひきこもりであることを受け入れてもらえた上で入居ができることです。あなたのペースで、あなたが望めば、住人同士の交流が身近に持てます。友達とも家族とも違う方々とコミュニケーションをとり、それぞれの考え方や人生に触れ合うことができるのは、一人暮らしや実家暮らしではなかなか得られない貴重な体験となることでしょう。

ただあくまで他人同士での共同生活。お互いに依存しすぎず、適度な距離感を保ち自立して生活することが大切です。事前に把握できることは確認し、実際に見学をした上での入居をおすすめします。あなたのシェアハウス生活が実りあるものとなりますよう願っております。

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