蔵王いこいの里

\ 身内だけで悩まず、まず相談を /

娘さんが引きこもりで困っている方へ【おすすめの対処方法とは?】

娘さんが引きこもっていて困っているけど誰にも相談できないという親御さんは多いのではないでしょうか。娘さんとコミュニケーションの取り方が分からず、どのように接すればいいのか分からない。娘さんがこれからどうなってしまうかが心配であるという方に向けて、娘さんとの接し方や相談先などを紹介します。今困っているという方はぜひ参考にしてみて下さい。

娘さんとの接し方はどうすればいい?

娘さんの引きこもっていて、どう関わっていけばいいのかわからないという場合に、具体的にどう接していけばいいのか、引きこもり支援専門家の立場からお伝えします。

話を聴く

親としてはどうしても自分の話をしたいという気持ちになりがちですが、まず娘さんから話を聴くということを大事にしてみましょう。もし話をするのが難しいという場合は、挨拶から始めて、娘さんが話したくなる環境を整えていくように心がけましょう。親御さんとしては、娘さんに働いてほしいとか、自立して欲しい。そんな心配があるかもしれません。ですが、娘さんも様々なことを考えているはずです。自分がこうして欲しいという気持ちを抑えて、まずは話を聴くことを大事にしましょう。

医療機関も活用する

引きこもっている方々のうち、少なくない人がうつ病などの精神疾患を発症していると言われています。引きこもっている娘さんが「死にたい」などといった言葉を発したり、不眠などの症状などが見られる場合、医療機関も活用しましょう。気力をなくしていたり、行動出来ないという場合は、薬によって改善できる場合もあります。

専門施設に頼ろう

引きこもっている方々をサポートするために設立された専門の支援施設もあります。こういった施設には、今まで多くの引きこもりの方々と過ごし、問題を解決してきたスペシャリストがいらっしゃるので、どうしたらいいか分からない際には、頼ってみるのがおすすめです。

おすすめの専門施設まとめ 

おすすめの支援施設を4つ紹介します。

蔵王いこいの里

蔵王いこいの里はニートや不登校、引きこもりなどの方々のための、24時間365日体制の自立支援施設です。入寮後は、仲間との共同生活を通して、規則正しい生活リズムづくりに努め、家事や炊事の訓練からスタートしていきます。そして、就労を希望している方には専用プログラムも用意されており、実際の職場での就労体験もできます。就職活動や自立に向けたプログラムを経て、就職などご本人が定めた目標がクリアできたら卒寮になります。外出が困難な当事者・保護者のご家庭へはスタッフの方が全国どこへでも来てくださるそうです。

蔵王いこいの里

はぐれ雲

はぐれ雲は富山県にある合宿型の自立支援塾です。不登校、引きこもり、障害などで社会的な自立が困難な青少年やニートの青少年に対しての支援を行っています。また、幼児期から学童期の子供をもつ保護者に対しての相談なども行っています。寮内での生活の目的は基本的な生活習慣を身につけることです。入寮後は、地域の学校に通学する子、農作業に参加する子、アルバイトする子などコースに分かれます。年に1回、メキシコ海外研修もあり、中には、現地が気に入りそのまま残る子も時々いるそうです。

はぐれ雲

耕せにっぽん

耕せにっぽんは北海道、石垣島、三重に3つの拠点をもつ引きこもり、不登校、ゲーム・スマホ依存の方々の自立支援・社会復帰を支援する自立支援学校です。全寮制で共同生活と研修制度によって利用者の成長を促します。まずは、生活習慣の改善とコミュニケーション力の構築を目指します。そして、就労研修、農業研修を通して、将来の目標を話し合い、ひとり暮らしができるように訓練し社会人としての自立を目指します。スタッフには耕せにっぽんの卒業生や、元引きこもりの方がいるのも心強いポイントです。

耕せにっぽん

人おこしシェアハウス

人おこしシェアハウスは、岡山県にある若者のシェアハウスです。不登校、引きこもり、コミュニケーションが苦手など、生きづらさを抱える若者たちが全国から集まり、社会的自立をめざすシェアハウスです。人おこしシェアハウスは、あくまでも福祉施設ではなくシェアハウスです。そのため、自分のことは自分で管理します。起床時間なども決まっておらず、朝食も自分で作ります。ここでは、自分のことは自分で決めるがモットーです。しかし、支援体制はしっかりしています。定期的なカウンセラーとの相談のほか、医療との連携、通信高校・大学との連携のほか就労支援もしてもらえます。

人おこしシェアハウス

娘さんにおすすめの行動

引きこもりの娘さんに、外に出るように促したり、働くことを話すことはとてもハードルが高いと思います。しかし、少しでも社会との繋がりをもったり、外にでることを楽しんでもらいたいという気持ちを持つのではないでしょうか。そんな時に、引きこもりの娘さんでも取りやすい行動をまとめました。もし可能なら、娘さんに勧めてみて下さい。

郵便ポストのチェック 

 1つめは、郵便ポストのチェックです。郵便ポストなら、玄関から少し出るだけです。娘さんに、朝と夕方の郵便物のチェックをお願いしてみましょう。朝起きることができないのなら、夕方だけでも構わないでしょう。こちらも、無理強いはせずに、娘さんの許可が下りたら、やってもらいましょう。

散歩 

2つめは、散歩です。まずは、5分ほどの家の近所の散歩から始めてみましょう。散歩はとてもいい気分転換になります。引きこもっていると、体力が著しく低下するため、少しの散歩でも疲れてしまいます。ですので、最初から無理はせずに、短時間からの散歩がおすすめです。時間は、早朝か夜の散歩がおすすめです。引きこもっていると、知り合いには会いたくないものです。早朝や夜なら、昼や夕方に比べ、知り合いに会う確率はぐっと低くなります。慣れてきたら、コンビニやスーパーで買い物することにも挑戦し、散歩の時間も少しずつ伸ばしていきましょう。散歩に関しても、娘さんが行きたくないという意思が強ければ、決して無理強いはしないようにしましょう。

まとめ

今日は娘さんの引きこもりへの対応方法を解説しました。娘さんとの関係に悩んでいるという親御さんはぜひ参考にしてみて下さい。今は大変な状況かもしれませんが、必ず前向きに進んでいけると思います。

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