蔵王いこいの里

見るべきは『現実』です

5月に入ったのに寒いですね~。
ここ数日は毎朝6~7℃まで冷えています。雨もよく降るし。
三寒四温とは言いますが、やはりこの時期は天候や気温の変動は激しいものですね。



さて、今日の画像は4月20日の様子。
食堂のテラスを冬の間だけ『風除室化』させるため、そのテラスを囲っていたビニールを取り外す作業です。



ほとんどの寮生が5ヶ月前の囲う作業を経験していた為、或いは取り外し作業も2度目、3度目という寮生もいたため、この日の作業は極めてスムーズに進行いたしました。

経験した事を知識として保存し、自分の実力として発揮できるか。
未経験ならば、新たな作業内容を正しく理解し指示通りに実行できるか、
そしてその経験を覚え活かし次に繋げられるか。

そんな経験、作業の繰り返し、積み重ねによって、物事(仕事)を覚え身に付ける手法を身に付ける、
それが実力を身に付けるという事であり、今風のカッコイイ言葉を使うならば『ソーシャルスキルを身に付ける』という事なのです。

もっと平たく言ってしまえば、
『仕事(だけじゃなく勉強も常識も社会性もですけど)の覚え方を覚える』、
コレが『生きる力』と言われるものの正体なのではないでしょうか?

その為の手段として、いこいの里では
農作業、土木作業、建築の真似事、スキー実習等々を用いて、自分の身体を動かして自分で実際に経験することで、世の中何事も自分の理想や妄想通りにはいかないという現実を知る事も含め、様々なスキルや知識、そして何よりも『身に付ける手段』を身に付けられるよう日々活動している訳です。

その中で
自分の実力を知る
物覚えの良し悪しを把握する
器用か不器用かを自覚する etc

つまり
『己を知る』という過程を避けて通る事は出来ません。
本当の己を知りてこそ初めて人は自分の殻を破り『成長』出来るものです。
少々乱暴な表現をすれば『身の程を知る』とも言えます。
ここから逃げて目を背けている限り、根本的な改善は望めません。

それがつまり『現実逃避』であり、『妄想』によって現状の自分を傷つけないよう周囲に壁を作り、全てを取り繕って居心地の良い虚構の世界に居続けようとする、長期化した引きこもりやニートが一番泥沼の状態にハマってしまう最悪のパターンです。場合によっては、明らかに『普通じゃない』人にしか見られなくなります。

そこまで至ると、本当に根っこの部分から『己を知る』状態へ戻すまでに、結構な時間がかかってしまうんですよ。抜け出すのにとてつもない労力と時間を要します。
現在のいこいの里にも数名おりますけど、それはそれでウチでも十分対応は出来ますが、やっぱりそんな妄想壁や逃避癖が身に染み付いてしまう前に出会いたいですね~、出来る事なら。

引きこもりやニートを長期化させてしまう事による一番のリスクはココにあると言えるでしょう。

だから保護者の皆さん、
『早く動いてください』といういつもの結論に至るのです。
その為に、大人が早く腹を括ってください。
覚悟を決めてください。

目の前の問題を先送りし、取り敢えずかりそめの安定と平穏を得るかわりに、将来の絶望と悲劇を無為無策で待つのか、
今苦しくとも辛くとも決死の覚悟で本気で子供と向き合いぶつかり、少なくとも将来の希望や喜びを待てる状態に賭けるのか。

今目の前にある現実はどうですか?

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