蔵王いこいの里

職場体験

6日の月曜日の事。

職を探していた寮生が、ハローワークで見つけ希望した仕事先は、電気関係の製造メーカー。
そこがいこいの里から10分ほどと非常に近い会社で、実は社長も経営者会等で私がよく知る御方。

寮生の住所等を聞いてすぐにウチの寮生と分かったようですが、取り敢えず面接に応じてくれ、色々と事情や経緯がある事も承知の上で、ひとまず『体験をしてみる』という機会を与えてもらいました。

それなりに知識や技術、資格や経験が要求される職場ですから、やる気さえあれば何とかなる・・・では済まされない職場です。まぁそれはどこも同じでしょうが。やる気が必要なのはどこも最低条件です。

で、普通ならば仕事経験も殆どなくなんの知識も特技もなく、むしろあまり公に出来ないこれまでの経緯がある20歳前後の若者を、そう易々と受け入れてくれる企業はありませんが、この社長はこの寮生に何かの可能性を感じたのか、はたまた私への気遣いもあったのか、とにかく『即採用』とはいかないモノの、まずは出来そうかどうか、続けられそうかどうかを2週間ばかり体験させてもらえることになった訳です。
何ともありがたいお話ではありませんか!!

結構色々と大きな機械や工具も使いますから、あまり鈍臭い動きしか出来ない者はまず無理です。
どんな仕事もそうですが、教えられた事は出来れば1回で、悪くとも2回で覚え身に付くくらいの理解力と実践力が必要です。それには言葉の理解力は言うに及ばず、体力もコミュニケーション能力も礼儀も大人社会の常識も嫌なことでも我慢して取り組もうとする忍耐力や根性も、ある程度のラインは当たり前に必要なのです。

いこいの里でやっている事とは、結局こうした仕事や一般社会の中で何かの役に立つ、使い物になる人間に育て成長させることなんですね。各仕事において必要とされる技術や知識、資格等はあとからどうとでも出来る事なんです。人としての根幹の部分、その人の人格そのものを社会に適応出来るよう変革させない限り、所詮は付け焼き刃のその場しのぎの支援にしかなりません。


これはガス溶接でしょうかね~?


社長から簡単に仕事の内容を説明してもらっています、私も一緒に。


電気溶接器で大型分電盤のフレームを溶接し組み立てる工程らしいです。
当面はこうした溶接の仕事だそうで。


こうしてつないだ鉄板をグラインダーで表面を滑らかにして完成だそうです。

練習を重ね、他の仕事も次々とよく覚え、コレらが上手に出来る様になり、何事も我慢強く続けられると社長が判断してくれれば、きっとこの寮生は採用される事でしょう。

企業で要求されるのははやっぱり
やる気
能力
忍耐力
どこの社長も口をそろえて同じ事を言います。

ココまでいくと後はもう寮生個々の意識というか気持ちの問題ですからね。
フォロー出来る事はもちろんしますけど、ココまで広い心と大きな目で見てくれるこの社長に、これ以上の要求は私は出来ません。あとは本人の能力と努力と忍耐次第です。

この社長もですが、企業経営者はもちろん、ソレなりに「社会」や「世の中」というものを経験し知っている大人ならば、大切なのは小手先の知識や技術でなく、人間としていかに当たり前の事を当たり前に出来るのかという、私達の言いたいことは容易く理解してくれますし、異議を唱える人はいません。だから資格も経験も技術も持たないこの若者を試してくれるのですね。

何とか良い結果に繋がって欲しいですね~。
頑張れ!A君!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました