蔵王いこいの里

\ 身内だけで悩まず、まず相談を /

ウド採りトレッキング その1

2週間前、6月14日のウド(山菜)採りツアーの様子をUPします。
総勢12名の精鋭?部隊。

ココは蔵王スキー場のユートピアゲレンデ。
右下の建物は蔵王経験のあるオールドファンスキーヤーなら一度は目にしたことがあるでしょう。
以前はその建物付近までしか車で来れなかったのですが、最近は私が強引に車でゲレンデ内に乗り込むようにしました。
体力的にも温存できるし出来る事なら何事も無駄な労力は省き効率良く動きたい方なので・・・。


『観松平』と呼ばれるハイキングコースを30分程歩きます。


途中にはこんな湿原も。なかなか美しい景色の中をひたすら進みます。
この辺には齋藤茂吉の歌碑があったりもしますが、我らが集団は誰も気に留めません絵文字:笑顔


難所その1、6月中旬ですが普通に雪が残ってます。
雪よりも、そこまでの段差でだいたいスッ転びます。
いくら警告しても必ず2~3人やらかします。
コレが適応力であったり観察力の差だったりする訳ですね。
経験値の差でもあります。


笹藪をかき分け道なき道を突き進んだ先に、ようやく目的地が視界に。


まだ下ります。
雪上に慣れていない寮生も当然居るので、
転ばずにウマく歩くコツを教え私が手本を見せるのですが、
出来ない
知らない
ドン臭い
そんな寮生に限って人の話を聞かず手本も見ずに
勝手に自己流で行動して自爆。
『そりゃぁお前自業自得やろ』ってな話、日常茶飯事です。

まぁ今回ココではいませんでしたがね。


ようやく蔵王沢に辿り着きました。
ここまで徒歩で約1時間。


沢に残る雪渓の上を渡って再度登りへ。
『こうした残雪もあるし沢の流れの中を歩く事もあるから必ず長靴で行くように』と指導しているにもかかわらず、普通の運動靴で来たお〇〇さんが若干名・・・。

もう知りません。
自分が痛い思いをするしかないんですね。まぁそれも経験。
何度も同じミスを繰り返すのはこれまた別の話になってきますが・・・。


雪渓を超えて砂防ダムエリアへ進入。


5m程の高さなので、それなりに危険な場所。
でも悪ふざけしなければ問題ありません。


2つ目の堰堤を遠目に見るとこんな感じ。
コレを3つほど超えると目的地到着。車の場所から約90分。結構疲れます。


で、早速ウド採り開始。
毎年の事ですが、初めにウドの見分け方を十分に説明していますので、間違って違う植物を採ってくる事は通常ありません、が、無い事は無いです・・・。
幸い今年の寮生達は全員セーフでした絵文字:笑顔

採れる場所はこうした崖の上だったり途中だったり・・・、
結構山猿の様によじ登って行かないと採れないモノなんですよ。


なのでウドがありそうな崖を探してもう少し上流へ。


で、こんな感じで、沢から20~30mも登ってみると採りきれない程のウドに巡り会えたりします。


腰袋にも入りきらない程採れたので、まだ頑張って採っているメンバーを雪渓の上で待ちます。


こちらも腰袋満タンにして崖を降りてきました。お見事。
崖は傾斜50~60度くらいはありますかねぇ~。


最後に現れた寮生も超満タン。
やるでねが!


経験値の差なのか何かのスイッチが入ったのか、普段何かとチャランポランでデタラメな寮生がビックリするような量を採ってきました。ん~、ホント人って思わぬ所で力を発揮する事がありますね~、スバラシイ。
やれば出来るし、普段からその心掛けをもって生活すれば人としていくらでも成長出来るのに、まるで成長する事を拒んでいるかのような寮生も常々いるんです。

ピーターパンシンドローム
いわゆる『成熟拒否症』と我々は呼んでいますけどね。

まだまだ自立して一人で生きていく事なんてしたくない、
大人の責任なんてとりたくない、
いざとなったら親に助けてもらいたい、
まだまだ甘えられる立場でいたい、
だから出来ない子供のフリをしとこう。

引きこもりニート系はこのケースも結構多いかな。


午前の部はこれにて終了。
拠点へ戻って昼食です。


天空のベースキャンプにて最高のニギリ飯。
このシチュエーションで食べる飯は本当に美味いんですよ絵文字:笑顔

その2へ続く・・・。

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