蔵王いこいの里

よく見えるんです

理事長のひとり言

先月末です。アカミズ採りの様子。



どの山菜を採るときも同じですが、目的の山菜でありさえすれば良い訳ではありません。
例えばアカミズなら「最低でもこのくらいの大きさ以上で、尚且つこの太さ以上のもの」など、採り始める前に適当な見本を見せながらミッチリ説明します。

ところが・・・、
毎度のことですが、この説明をしっかり理解でき、それなりの量を採ることが出来るのはだいたい3〜4割の寮生。
あとは、
指示された大きさや太さに満たない使えないモノばかり採る寮生 とか
キッチリ指示通りのモノを採ってはいるがメチャクチャ遅くて量が少ない とか
時に全然違う植物をせっせと採取する寮生 とか・・・

最低限、こうしたことがキッチリと指示通りに出来て量的にも遜色なく採れるようにならないと、バイトや就労など、そんな次のステップへ進むことは極めて難しいです。過去30年間超の寮生達を見ても、個々の理解力、判断力、行動力、そして意欲を推し量るのに、これらの結果は彼らのその時点での能力、生きる力がそのまま体現されていると考えて間違いありません。ですので、ある意味これらの作業一つ一つが、良い訓練でもありフィルターの役割を果たしてもいます。

こうした訓練も、あるいは見極めるための判断材料も、机上だけではどうすることもできません。ましてや受容、共感というぬるま湯にいつまでも浸っていたいと考えているうちは人は絶対に変わりません。
実践現場において
理屈や言葉ヅラだけでなく
バーチャルや妄想でもない
現実世界での生身の実体験
それだけが彼らを根本的に変えることの出来る唯一無二の手段だと思いますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました