蔵王いこいの里

\ 身内だけで悩まず、まず相談を /

保護者会アンケート その3

保護者会アンケート、3番目の設問に対する回答です。

ちなみにアンケート回答には、親御さんの他に当事者のご兄弟からの回答も含まれています。

 今後、親として必要なことは何か見つかりましたか?

 

○まだまだ甘い部分が多く考え直さなければなりません。

 

○自分で決めたことに対して応援していきたい。あれこれ勧めない。

 

○Tの未来はこれからが本番と思います。次の保護者会が楽しみになりました。

 

○社会の厳しさの実体験を話しながら、プラス思考で考えられるように話していきたいと思っています。息子は、ネガティブになりやすいと感じたからです。自信が持てるような話をしていきたいと思います。

 

○今は仕事のことで頭が一杯なので、仕事が決まったらお金の大切さを教えていかなければいけないと思いました。ゆったりとした気持ちでみまもる事。

 

○結果を急がず、甘やかしすぎず、長い目で本人が少しずつでも変わっていくのを見守りたいと思います。

 

○今回初めて自分から自立していく為には「仕事を見つけて給料がいいということよりも自分が続けられる仕事に就いて、里から通わせてもらってお金を少しずつ貯金していくことだ」と現実的なことを言ってくれたので、ようやくそこに目を向けることができたのかなと。これからも応援していくことです。

 

○大きすぎる夢を語りだしても一旦受けとめ、聞いてあげてから、現実逃避しないようにアドバイスをしていきたいです。(8月に来た時に話をしてきた内容よりは現実味のある話をしていたように思いました。)

 

○恥ずかしいですが、まだどのような対応で息子と接していいのか、みえていません。

 

○8月からB型作業所にお世話になっています。就労の機会をいただいていますので、能力向上できるように後押ししていきたいです。

○8月から作業所にお世話になっており色々と心配もありますが、本人が自信を持ち、続けていけるように手紙などで励ましたりしていきたいです。また会った時には何か困りごとなどないか聞き出したり、良くない行動がある時は言い聞かせていきたいと思います。

 

○突き放しながら自分から行動するようにさせること。

 

○忍耐です。Bからの電話に、いつまで出られるか自信がありません。家では、電話の事でもめ(私が怒っただけですが)口を利かない2ヶ月を経て、今回の保護者会参加となりました。

 

○子どもの言葉に振り回されないように。時々危ういので。

 

○子離れ。私の子育ては間違っていたのに、いまでも干渉してしまう。物理的にも心情的にもAとは距離が必要。Aが求めていないのに干渉してしまう。

 

○親子共、目標の来春の自立に向けて準備していきたいと思います。

・1、関わりを増やすこと仕事の話、将来の話、相談にのれる様にすること。

 2、自分の成長偉そうなこと言っているんだから、自分はそれ以上に当たり前に出来る事を増やすこと。(具体的な事では、仕事の話になりますが

 3、親への感謝。

 

○声掛け、アドバイスはもちろんですが、本人が自立に向けて頑張っているのは心から嬉しく思います。失敗もするけれど少しずつ成長していくのを楽しみ、愛を伝える事しかできません。

 

以上です。

当事者と共に、親御さん自身も自ら学び、変えるべき所は変えていこうという意思がよく見てとれますね。手前味噌になりますが、これがいこいの里で30年以上保護者会を継続開催している最大の理由であり、いこいの里での自立成功率が高い大きな要因の一つでもあると自負しています。

さて今日の画像は、保護者会直前に卒寮した元寮生の送別会と見送り風景です。


9月23日でしたかね~・・・。
まだ十分暖かい時期でした。


誕生会や歓送迎会を兼ねて、何だかんだほぼ月イチでこういう事をやってます。


よく見れば炭水化物のオンパレード・・・絵文字:笑顔
まぁたまにはこんな日があっても良いでしょう?


8月下旬に卒寮し、山形市内で仕事&一人暮らしをしている元寮生も駆けつけて?一緒にお祝い。
卒寮して1ヶ月、なにが大変って、経済的な厳しさや仕事自体もさることながら、やはり食事が一番大変だ~・・・
みたいなことを言ってましたよ。
在籍時はやれタンパクが足りないだのビタミンが少ないだの色々言いたい事言ってた彼ですけどね~、一人暮らしやってみたら、帰宅して部屋の暖も食事も風呂も全て毎日用意されているいこいの里のありがたみがよ~くわかったのではないですか???
所詮里での生活は至れり尽くせりの、まだまだぬる~い恵まれた環境なのですよ。
ま、実際に1人暮らししてみなければわからない事ですね、何事も経験、実践あるのみです。
でも彼はその壁を乗り越えられるだけの「生きる力」を身に付けて卒寮したと私は判断してます。
まず大丈夫でしょう。今後もたまにこうして栄養取りにいらっしゃい!


で、翌24日の出発&見送りの儀。


入寮時は4時間ほどゴネて大変だった彼でしたけどね~、それも今となっては良い?思い出なのか、些かの名残惜しさもあるような、何となく里を離れ難い思いもちょっぴり感じている・・・訳ないか。


とにかくこうしてまた一人寮生が巣立って行ったのでありました。
まぁこの三日後にまた稲刈りしにわざわざ北東北から出戻って来たんですけどね。やっぱり里を離れたくないんじゃないの???

今後は遊びや手伝いで来る以外は里に関わる事が無いように、同じ失敗は繰り返すなよ~。
だいぶ根性も付いたし、こちらもまず大丈夫でしょう。

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